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キアニーナ牛I.G.P.とは

Bos Magnus et Albus(大きな白い牛)」 – 大プリニウス –

大プリニウスは、 キアニーナ牛は前史時代の牛を直接の祖先とし、

その姿は前史時代の 岩窟壁画に描かれているとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

キアニーナとはイタリア・トスカーナ州シエナ県とアレッツォ県にまたがる地域

Val di Chiana(ヴァル・ディ・キアナ)キアナ渓谷からきています。

見事な大きさを誇るキアニーナ牛の歴史は古く、2000年以上前にさかのぼります。

滑らかな白い肌と漆黒の角、雄大な身体は気品に溢れ、古代ローマ時代の式典でも

重用されたほどでした。

またはるか昔よりこの地で人々の生活をも支えていました。

トスカーナ州フィレンツェの名物料理に

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナというのがあります。

まさしくこのキアナ牛の1キロもあるTボーンステーキを使った豪快な料理なのです。

年々キアニーナ牛の量も減る傾向にあるそうで、実際には一般的な牛肉のTボーンステーキを

ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナとして提供している店が多いのが現状です。

 

安心、安全なキアニーナ牛I.G.P

農場では約800頭のキアニーナ牛を飼育していて地産地消の考えを大切に、

外からの牛の買い付けをせず農場内で繁殖し、飼料には農場内で栽培された

遺伝子組み換えを行っていない自然な植物を与えています。

辛抱強く大切に育てられた、ここのキアニーナ牛の肉は、しっかりとした旨みがありながら、

脂質が少なく鉄分が多い栄養学的にも優れています。

*生後12〜24ヶ月のヴィテッローネ(仔牛)です。

キアニーナ牛I.G.P,の中でも最上級の品質を誇るここのキアニーナ牛I.G.P. を

ルスティカでご賞味いただけます。

I.G.P. 規定ではキアニーナ牛の成熟期間は「上半身4日以上、下半身10日以上」と定められていますが、

ルスティカに入荷したキアニーナは更なるおいしさのために上半身14日、下半身40日以上もの

熟成期間を設けています。

湿度と温度を徹底管理したドライエイジング製法によって、時間をかけ熟成された肉は

深みのある風味を醸し出します。

噛めば噛むほど肉本来の甘みを感じ「牛肉の本当の美味しさを味わえます」

けっして「柔らかくて美味しい」という類の物ではありません。

*Tボーンステーキ(ビステッカ アッラ フィオレンティーナ)は

 日本への入荷数が少ないため予約制となります。

*通常メニューでキアニーナ牛ロース肉を使った料理をルスティカにて用意しています。

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